【休職1年経験者が語る】休職中に飲みに行くのはNG?
休職中に飲みに行ったり、遊ぶのはダメなんでしょうか…?
とお悩みの方向けに、
かた でかお (Youtube)
・大手上場IT企業に専門職で新卒入社&6年勤務
・突然のメンタル不調で1年休職&退職
・同じ専門職で奇跡的に大手へ転職して15日で退職(今ここ)。
が、今回は「【休職1年経験者が語る】休職中に飲みに行くのはNG?」について話したいと思います。
目次
休職中に飲みに行っても大丈夫!
「休職中はしっかりと療養する事が大切だから、遊んだり飲みに行くのはもってのほか…!!」と思われている方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
メンタルによる体調不良の場合、家に閉じこもっているだけだと気持ちも塞ぎ込んだ状態になるので、家の外に出て気分転換をすることで体調の回復が早くなる可能性もあります。
ですから、あくまでも気分転換や楽しいと感じることを適度に行う「飲み」は問題ないでしょう。下記の記事でも「休職中の遊び」について解説しているのでご覧ください。
そもそも休職とは?
休職制度の目的は「私傷病により就労不能な従業員が体調の回復に専念し、復職してもらう」事です。休職中の行動が療養に繋がるものであれば問題ありませんが、明らかに療養を阻害すると考えられた場合は、療養専念義務に違反したと判断が下されるでしょう。
※休職制度というのは、法律で定められているものではなく各会社が企業の就業規則で規定されています。任意規定なので、休職期間や復職条件などのルールは企業によって違いがあります。
【経験談】休職中に飲みに行った話
私が休職に入った数ヶ月はもう誰とも会いたくないという状態でした。基本的に、ご飯を食べたりお風呂やトイレ以外はずっと寝ていました。
3ヶ月目以降くらいから、少しずつ外に出たい意欲が湧いてきて友人とご飯に行ったり気心が知れた人との飲みに行ったりもしていました。どちらも、すごく楽しいものですがメンタルが不安定な状態であることに違いはないので、私の場合家に帰るとどっと疲れていました(笑)
やはり、適度に外との交流をして、少しずつ回復させていくことに努めるのが大切だと思いました。
休職中は無闇にSNSで発信しない
ここからは注意点ですが、休職中はSNSなどで無闇やたらに発信することは控えるようにしましょう。
楽しいと気持ちが高揚して、たくさんの人に発信したくなる気持ちもわかりますが、誰に見られているかわかりません。まずは自分の心身を癒すことに専念するようにしましょう。
休職中にこれからのことを少しずつ考えてみる
休職中であっても飲みに行って気分転換をするは良いとお伝えしました。
適度に気分転換をしつつも、これからどうするのかを考えることもとても大切なことです。「復職」するのかそれとも「退職」をするのか、休職中であればどちらにしようか考えるタイミングはあるはずです。
かくいう私も「復職」「退職」で悩んだ挙句、退職の道を選びました。その理由には当時「復職後少しも良い未来を描けない」と思っていたからです。であれば戻ったとしてもまた体調を崩すのは目に見えていたので、違う環境に身を置いてみようという決断でした。
その際に利用したのは転職エージェントでした。間違えないで欲しいのが「転職エージェントを利用したら絶対転職をしなければいけない」というわけではないということです。
一人で「復職」or「退職」を考えるよりも、第三者に話すことで自分の気持ちの整理にも繋がります。試しに転職エージェントの担当者と話して、自分の気持ちと向き合ってみるのもおすすめです。
まとめ
今回は「【休職1年経験者が語る】休職中に飲みに行くのはNG?」について解説しました。
少しずつ体調が回復し始めたら、あなたのこれからの事について考えてみませんか?復職するか、退職して転職するかの判断する材料として一度転職のプロと気持ちを整理してみましょう。
\ まずは自分の適性や市場価値を確認してみませんか?/