【経験者が語る】気をつけたい休職中の退職の伝え方
休職中ですが、退職を検討しています。どのように伝えればいいんでしょうか..。
とお悩みの方向けに、
かた でかお (Youtube)
・大手上場IT企業に専門職で新卒入社&6年勤務
・突然のメンタル不調で1年休職&退職
・同じ専門職で奇跡的に大手へ転職して15日で退職(今ここ)。
が、今回は「【経験者が語る】休職中に退職の伝え方」をしたいと思います。
目次
- 休職中に退職を伝えるのは気まずい…
- 自分の意思(本気度)を確認した上で退職を伝える
- なるべくストレスがかからない手段で退職の旨を伝える
- メールによる休職中に退職の伝え方
- 【経験談】休職中、退職をどのように伝えた?
- 休職中の退職であっても丁寧な対応をする
- まとめ
休職中に退職を伝えるのは気まずい…
本来休職というのは、体調を整えることに努め復職を目指す制度なので「休職中に退職はすごく言い出しにくい…」という気持ちは休職経験者としてすごく分かります。
ただ、退職したい意思があるのであれば、無理に復職する必要は全くありません。あなたの人生ですからあなたに「復職」か「退職」かの決定権があることは忘れないでおきましょう。
自分の意思(本気度)を確認した上で退職を伝える
退職の意思がしっかりとなければ、人事や上司から「とりあえず復職」を勧められることもあります。
ですから、しっかりと自分の気持ちと向き合い「復職」するのか「退職」するのかしっかりと決断してから会社側に伝えるようにしましょう。
自分の気持ちが分からないという方は「一人で考えるのではなく友人や家族、信頼できる人に今の気持ちを話す」ことで自分の気持ちを知るヒントが得られることが多々あるので、自分の気持ちを話すことをしてみてくださいね。
また「復職」したことを想像して少しでも良い未来や絶望感がないのであればとりあえず復職するのも視野に入れてみましょう。
なるべくストレスがかからない手段で退職の旨を伝える
休職中でかつ退職の旨を伝えるというのは、なかなか神経を使いますし疲れます。体調も考慮してなるべくあなたがストレスがかからない手段で退職の旨を伝えるようにしましょう。
伝え方としては「対面」「オンライン面談」「電話」「メール」がありますが、一番ストレスが少ないのは文面上のメールでしょう。
退職の意思表示方法は法律で定められているわけではないので、あなたの体調最優先で伝え方を選びましょう。
メールによる休職中に退職の伝え方
上記でメールで退職を伝える方がストレスが少ないとお伝えしました。では具体的にどのように伝えればスムーズに退職手続きに進めるか文章を書いたので参考にしてみてくださいね。
件名:退職のご相談
〇〇様
お世話になっております、〇〇です。
退職の件でご連絡させていただきました。
先日医師から、体調の回復には時間がかかるため治療に専念した方が良いとの助言をいただきました。そのため、一旦仕事から離れ治療に専念したいと考えております。
つきましては、〇月末をもって退職をさせていただきたいと存じます。
本来であれば直接面談という形でお話しするべきと思いますが、現時点で体調が芳しくないためメールでご連絡させていただきました。
退職に必要な手続きをお手隙の際に教えていただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
〇〇
【経験談】実際休職中、退職はどのように伝えた?
他の記事でも解説していますが、私の場合1年3ヶ月休職をしていて復職する意思がない事から退職をしようと決めていました。
休職満了が近づいていたので、体調確認と復職の意思確認をしたいとの事で人事(2名)と上司とオンライン面談を行うことになりました。1年以上ぶりの上司と顔合わせだったのですごく緊張しました。何を言っていいのかも分からないまま人事から「現状の体調はどうか」「復職の意思はあるか」確認され、体調を鑑みて復職は難しく退職をしたい旨を伝えました。
微妙な空気感が流れて冷や汗をかきましたが、了承していただき退職日を確定して退職手続きへと進んでいきました。
何度も言いますが、復職するか退職するかは自分に決定権があることを忘れないでおきましょう!
休職中の退職であっても丁寧な対応をする
私の場合、主に業務内容でメンタルがやられ休職になり上司や会社との関係は良好でした。ですから、上記でお話しした通りオンライン上で面談をしました。
退職したとしても、今後また何かの縁で繋がったりする事があるので丁寧な対応をする方が無難だと思います。
ただし、ブラック企業だったり上司や会社とやりとるするのが辛いほどの状況であれば、弁護士が対応してくれる退職代行にお願いする方が体調面でしんどくならないと思うので検討しておきましょう。
まとめ
今回は「【経験者が語る】休職中に退職の伝え方」について解説しました。
\ まずは自分の適性や市場価値を確認してみませんか?/