【経験者が語る】うつ病で休職中に退職するのはずるい?
うつで休職中なのですが、退職するのはずるい事でしょうか…?
とお悩みの方向けに、
かた でかお (Youtube)
・大手上場IT企業に専門職で新卒入社&6年勤務
・突然のメンタル不調で1年休職&退職
・同じ専門職で奇跡的に大手へ転職して15日で退職(今ここ)。
が、今回は「【経験者が語る】うつ病で休職中に退職するのはずるい?」について解説したいと思います。
目次
うつ病で休職中に退職するのがずるいわけが無い
うつ病で休職中に退職するのがずるいわけがありません!
うつになりやすい人の傾向としてまじめで・責任感が強く・完ぺき主義で・人からの評価も高く・道徳観も強い人があり、一言で言うと物事に対して一生懸命で頑張り屋さんな人です。こういう方が他人から「ずるい」と言われると、真に受けて有る事無い事考え出してしまうかもしれません。
うつになった事がある人なら分かると思いますが、相当辛いですよ。私も経験した以上、うつで休職や退職がずるいなんて言葉は口が裂けても言えません。
うつで休職して治療を進めていくと「過去の自分」「これからの事」「自分にとってのより良い生き方」などさまざまな事を柔軟に考えられるようになってきます。そうすれば自然と「退職」と言う選択肢も出てくるのは当然な事ですよね。
みんな自分のことだけで精一杯
うつで休職し、退職する事がずるいと言ってくる人は、自分のことで精一杯でいっぱいいっぱいな人です。
心に余裕があれば、他人を心配したりサポートできたりするものです。心に余裕がなければ人を妬んだり、蹴落としたり、攻撃的な言葉を言ったりします。
みんな自分のことで精一杯なんですよね。家族のために働く人、自分の生活だけでも大変な人、夢を追いかけている人、仕事ばっかりでゆっくりする余裕がない人、病気や怪我で自分の思うよう行かない人。
心身が弱まっている時に攻撃的な言葉や批判の言葉を言われると、辛いものですが、あなたもあなた自身のために出来る事やするべき事を考えていきましょう。
周りの言葉や意見ではなく、あなたがあなたらしく生きていくための道を選択して進んでいきましょう。
あなたに決定権がある事を忘れない
確かに本来の休職制度の目的は「私傷病により就労不能な従業員が体調の回復に専念し、復職してもらう」事です。ですが、休職中というのは少しずつ心身が回復し始めて「これからのこと」も正常な感覚で考えられるようになってきます。
そんな中で「復職」か「退職して転職するか」を必ず考えるのではないでしょうか。休職中必ず復職しなければいけないという法律はありませんし、あなたの人生ですから決定権はあなたに有るということは忘れないでおきましょう。
休職中に退職した後のことも考える
休職中に退職をすることは全然ずるくないことをお伝えしました。
適度に気分転換をしつつも、これからどうするのかを考えることもとても大切なことです。「復職」するのかそれとも「退職」をするのか、休職中であればどちらにしようか考えるタイミングはあるはずです。
かくいう私も「復職」「退職」で悩んだ挙句、退職の道を選びました。その理由には当時「復職後少しも良い未来を描けない」と思っていたからです。であれば戻ったとしてもまた体調を崩すのは目に見えていたので、違う環境に身を置いてみようという決断でした。
その際に利用したのは転職エージェントでした。間違えないで欲しいのが「転職エージェントを利用したら絶対転職をしなければいけない」というわけではないということです。
一人で「復職」or「退職」を考えるよりも、第三者に話すことで自分の気持ちの整理にも繋がります。試しに転職エージェントの担当者と話して、自分の気持ちと向き合ってみるのもおすすめです。
下記の記事で、私の経験談として休職&退職&転職活動について解説しているので気になる方は参考にしてみてくださいね。
まとめ
今回は「【経験者が語る】うつ病で休職中に退職するのはずるい?」について解説しました。
\ まずは自分の適性や市場価値を確認してみませんか?/